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レーザーマイクロダイセクション

顕微鏡観察下で目的組織を切り分けて回収します。切り分けた組織から核酸抽出が可能です。

レーザーマイクロダイセクションとは?

染色後の組織標本にレーザーを照射して必要な部位のみ切り分けて確実に回収します。例えば、ある組織から、病態部位と正常部位とを切り分けて採取し、遺伝子の発現比較に使用できます。ご要望に応じて、レーザーマイクロダイセクションで回収したサンプルから核酸抽出の実施も対応します。

作業の流れ

  1. サンプル受領(組織の抽出、ブロック作製)
  2. 切片作製/HE染色
  3. HE染色像による切り出し部位の確認(メール等で確認を頂きます)
  4. 切片作製
  5. レーザーマイクロダイセクション
  6. 回収したサンプルからの核酸抽出

組織の抽出、ブロック作製には別途費用が必要です。

ご依頼の場合、まずは検討として1スライドから切り出しを行います。その結果を踏まえ、追加オーダーで必要な枚数の切り出しを行います。

価格

分析項目価格(税別)
レーザーマイクロダイセクション及びRNA抽出(検討)\148,000〜/セットアップ
レーザーマイクロダイレクション(追加)\20,000〜/1スライド
核酸抽出(追加)\25,000〜/1回

切り出す組織の面積や個数等、作業内容に応じて価格が変動します。

OCTコンパウンドに包埋された凍結ブロックもしくはパラフィンブロックをご提供いただきます。組織の抽出やブロック作製から実施する場合は、別途費用が必要です。

核酸抽出を目的とされる場合は、凍結ブロックからの実施をおすすめします。パラフィンブロックからの実施も可能ですが、回収量が低くなりますのでご注意ください。